宮腰理 Osamu Miyagoshi
Vocal / Accordion / Piano
S58.2.9 福井は丸岡で
ピアノ教師の母の元に生まれ、4~6歳頃まで、初等クラシックピアノを学ぶ。
14歳、兄の影響の元にブルーハーツから聞き始め、いわゆるロックやブルース、ソウルを魂に馴染む。
隣の部屋で友達いっぱいでやっている兄貴たちの輪に入れてもらいたくて、必死だった。
当時毎朝コンポで目覚ましにかけていたのは、ボブディランのセカンドアルバム。
高校でバンド「久藤’s」を組む。ギターボーカル、ハーモニカ。地下道で一人でも歌っていた。
同じ時期、williamに参加できたことからsonyの新人発掘部に目をかけられ、北陸限定オムニバス「彗星」にて、宮腰理として初めての、「道」を録音する。
上京し、CooDoo’s(クドウズ)(gt. 長谷川広太、dr. 久藤賀照、ba 野田翔平)として、LD&Kからミニアルバムを3枚リリース、2枚めの「クドウズ」に収録したプレイステーション「みんなのゴルフ4」CMソング「7777」のヒットもあり、3000枚を売り上げる。 この頃からCM制作にも携わり始める。声に定評があり、歌唱、ナレーション、作曲演奏と数々の現場に呼ばれる。
活動休止後
2005年に単身New York へ渡り、2ヶ月間バスキングやバーライブで挑戦する。
Manhattan, Brooklynに住み、活動したことで得た成果もあったが、ギター弾き語りでの挑戦を一度諦める。
帰国し、2006年よりThe Bubbles始動(gt. 渡健太郎 ba. 野田翔平 dr. K. OZUMA) 、自主制作ミニアルバム「The Bubbles」リリース) いい雰囲気だったが呆気なく一年で終わった。
レーベル名をBackstabbers Recordsにしたからか、みんな僕からいなくなった。
様々なバンドを転々としたが、一人でやり直すため、母なるピアノの音に立ち返る。
Ray CharlesやNorah Jonesに憧れ、ブギ、ニューオーリンズピアノを独りで叩き込む。
新宿ゴールデン街、阿佐ヶ谷の酒の世界に育まれながら、宮腰理 with INDIAN SUMMER PROPAGANDA を結成(dr. 増田ガッツ修、ba. ハル. 、harmonica 千賀太郎)、
2011年1st ALBUM 「FIRST STEP」を自主制作でリリース、1000枚を売り上げる。
2013年頃、友達の諦めたものを拝借し、アコーディオンの世界も始まる。
2014年、演劇ユニットハイブリッド第五回公演「WOYZECK」ヴォイツェック(ゲオルク・ビュヒナー作)にて出演、劇中音楽を担当する。
その頃、Dotchmo Acoustic Orchestra(vo., acoustic gt. 高橋幸大 、per. AKITO *共にfrom Bridge Style)のvo. pf. accordionとしても動き出し、全国各地を飛び回る。
2015年京都へ移住、地域に密着しながら活動を濃くしていく。
演奏場所も多岐に渡って来るようになり、保育園や障害者施設から酒場、飲食店と場所を問わず
年齢、性別、国籍を問わず、音楽を楽しむ場所にいる「宮腰理」という音になるべく、
天然音楽家としてそこら中に音楽をばら撒き続けている。
手を繋ぐ瞬間に、音楽があるならそこに自分も居たい、といつも思っている。
そんな目的地を宇宙中に見つけてしまって、ゴールにはその途上。